「悩みはないんです。
潜在意識に興味があって
受講しただけです」

というAさん。

家族との関係もいい。
起業して、仕事もうまくいっている。

しかも、女性にモテる。
モテるのに、浮気はしない。

人望があり、多くの人に頼りにされている。
成功者に見出され、期待されている。

「自分には問題はありません」

でも、私は、Aさんの話に、

違和感を感じていました。

 

その違和感の原因は、
Aさんの心の奥底、
潜在意識に隠れていました。

今日は、そんなお話です。

 

幸せだった子供時代

子供時代のお話を伺っても、
両親との間でも、問題はない。

成績もよかった。
オール5を取ることも

珍しくない。
悪い子ではなかったから、
親に叱られた記憶もない。

 

でも、なんか違うんです。

 

呼吸をしながら、
話を進めていくと…

「あっ、そういえば…。
子供の時、怖かった人がいる。
いとこのお兄ちゃん…」

Aさんといとこのお兄ちゃんは、
兄弟のように育ちました。

二人とも、両親が
共働きだったからです。

学校が終わると、
祖父母の家に行きます。
そこで、一緒に過ごすことが
多かったそうです。

二人は、兄弟のように
育ったのです。

ある日、Aさんは、
マンガを読んでいました。

夢中になって読んでいたので、
お兄ちゃんが近づいてきたことに
気づきませんでした。

背後から近づいてきたお兄ちゃんは、
いきなり、Aさんを殴りました。

漫画に没頭していた時に、
急に、ボコボコにされたのです。

 

びっくりしますよね。

 

お兄ちゃんは、
4歳年上です。

Aさんより身体も大きい。
力も強い。

子供の頃の4歳の
年齢の差って、めちゃ大きい。

そんなお兄ちゃんに
急にグーパンチされた。

どんなに怖かったか!
想像つきますよね。

理由は、お兄ちゃんの
漫画を勝手に読んだこと。

トラウマに
なっているせいでしょうか。
親戚の集まりでお兄ちゃんに会うと、
今でも、身体が緊張するそうです。

でも、お兄ちゃんに
殴られたことは、記憶の彼方。
忘れていたのです。

とっても怖い
経験だったから、

顕在意識上の記憶からは
消し去っていたのでしょう。

でも、身体にはその時の
恐怖が刻み込まれています。

記憶に残っていないけれど、
身体は覚えているのです。

ですから、
お兄ちゃんに会うと、
身体が反応して、
緊張するのです。

40年前のできごとだけど、
身体は、覚えているからです。

だから、意味もなく
緊張してしまう。

心と身体の仕組みって
本当にすごいなと思います。

 

何のために生きているのか?

さらに話を進めます。

起業して大成功しているAさん。
女性を支援する仕事をしています。

でも、本当は、男性の起業支援を
する仕事がしたいと思っていました。

 

でも、してません。

 

不思議なことに、
Aさんの周りには、男性ではなく、
女性が多く集まるからです。

親身に相談にのるAさんは、
たくさんの女性に信頼されています。
仕事は順調に成長しています。
やめる理由はないでしょう。

また、女性を支援する
仕事を続けているのは、
もうひとつの理由があります。

それは、ある有名な占い師に
こう言われたからです。

「Aさんの使命は、
困っている女性を助けることです。
男性の起業支援は、
あなたの人生の目的ではありません。」

そうか、やはりそうか。
自分の周りには、男性がよってこない。
でも、女性がたくさん
集まるのはそういう理由か。

女性からの評価も高いし、
やはり、こののままでいいのだな。
すべてはうまくいっているんだ。

 

 

「でも、何かが違う…」

 

 

そんな違和感が、
時々、ふと、心のそこから
湧き上がるのです。

 

その度に、
自分に言い聞かせます。

「家庭もうまくいっている。
仕事は楽しいし、順調。
ぜいたくを言ってはいけない。
これでいいはずだ。
今の状況に感謝をして、
生きていこう」

 

人生の目的

さてと、ある程度、
情報が集まりました。
さあ、私のツッコミ・タイムです!

私の頭の中にある点と点。
こことここをつなげば、
絵になりそう。

ということで、私は、
こう投げかけてみました。

 

「ところで、Aさん、
どうして、Aさんの周りに
女性ばかりが集まるのか
考えてみたことありますか?
なぜ、女性を引き寄せているの?」

私の見立てはこうです。

Aさんの人生の目的は、
男性の起業支援である
可能性が捨てきれない。

でも、Aさんは、
男性の起業支援の仕事を
無意識に避けている。

なぜなら、男性と関わると、
お兄ちゃんに殴られた痛さを
覚えている身体がビビるからです。

潜在意識の奥底で、
お兄ちゃんに殴られた時の
恐怖にスイッチが入るからです。

Aさんは、自分で気づかないまま、
女性で身の回りを固め、男性から
自分を守っている可能性があるのです。

そんな私のツッコミに、
Aさんは、ハッとした様子です。

「では、占い師は、
潜在意識を読んだってこと…」

さすがAさん!
読みが深いです。

そうです。
リーディングをした人は、
Aさんの魂の目的ではなく、
潜在意識の思考を読んだのです。

 

 

そう、的確に。

 

 

「男性の起業支援をするのは、よくない。
いろいろとトラブルが起きますよ。
だから、女性を助ける仕事をしたほうがいい」

占い師は、
そうリーディングしたのです。
力のある方だと思います。

現実を作り出す
潜在意識の思考を的確に
リーディングしたのですから。

ですから、リーディングを無視して、
男性の起業支援の仕事をすれば、
Aさんは、トラブルに巻き込まれます。

そう、占いは
当たっているのです。

確かに、当たっているけど、
でも、ちがうんです。

参考記事:潜在意識とは何か?

 

まとめ

真実に気づいた時、
その方の本当の顔が見えてきます。
表情が変わるんですね。

私が違和感を感じていた表情、
つまり仮面が消えるんです。
本当の顔が浮上してきます。

そんな時、私は、
心の中でこう挨拶するんです。
「初めまして、Aさん」

女性を助ける仕事は、
潜在意識にとって都合のよいこと。
自分の魂の目的は、
男性の起業支援であること。

そのことがストンと落ちた瞬間、
Aさんは、視界が明るくなったそうです。

真実に気づいた時に
よく起きる現象です。

潜在意識に真実という
気づきの光が射すのでしょうか。

いとこがブロックだった。

そうですね。気がかりだった。

そこの関係、改善したほうがいい。

<男性・50代・神奈川県>

 

Aさんには、次回お会いする時まで、
気づきの呼吸で内省を深めてもらいます。

潜在意識のメカニズムの解明は、
一喜一憂することなく、
慎重に進めていく必要があるからです。

Aさん、引き続き、
深い呼吸で内省を深めてくださいね。

次回のレッスンで
気づきのご報告、
楽しみしております。

 

 

▼生まれてきた意味を知りたい方へ▼

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