許せない人を許すことなく、心穏やかな自分に戻る方法

許し 許せない

 

どうしても許せない人がいる。

その人を許し、
心穏やかな日々を取り戻したい。

もしも、そう願うのなら、
許そうとすることをやめてみませんか?

なぜなら、
許そうとすればするほど、
許せなくなるからです。

ここでは、許せない人を
許すことなく、心穏やかな
自分を取り戻す方法について
お話します。

目次

「許し」とは何か?

宗教や心理学の観点とはちょっと違う
新たな視点から、お話してみましょう。

「許し」というドラマの脚本

原稿用紙 万年筆 作家

あなたは、脚本家です。

「許し」という題名で
脚本を書くことになりました。

依頼主の希望は、
ドラマチックで、
心ゆさぶる刺激的な舞台。

理不尽なほどに
「許すこと」が難しい
舞台設定が必要です。

あなたは頭をひねり、
いろいろな設定を考えます。

例えば、

・親に捨てられた恨みを晴らそうとする女性の物語
・無実の罪を着せられて、投獄された男の復讐劇
・純真な乙女心を踏みにじる結婚詐偽の被害者の話

などなど…

どんな役者が必要か?

 

天使 悪魔 被害者 加害者

あなたの頭の中には、
「許し」の筋書きが、
たくさん湧き上がるでしょう。

「許し」のドラマは、
星の数ほどあり、数限りなく
舞台設定が可能です。

とはいえ、
筋書きは意外と単純。

なぜなら、
必要な役者のパターンは
2つしかないからです。

それは、

被害者と加害者

です。

「許す」ために必要なこと

天使 許し

誰にでも、生きていれば、
「絶対に許せない」という人が
ひとりくらいはいるのではないでしょうか?

私の場合は、母でした。

母を許せなかった私

逃げる 涙 母

私は、母から逃げるために
半生を費やしました。

それは、同時に、
「母を許そう」とする
葛藤の日々でもありました。

母を憎み、
攻め続ける状態から、
自由になりたかったからです。

誰かを憎むって、とても疲れます。
常に、心がかき乱されます。

心穏やかに過ごしたかった私は、
母を許そうとしました。

でも、その努力が
報われることはありませんでした。

思考のトリックに落ちていた私

天使 許し

もう一度、言います。
私は、「母を許そう」としていたのです。

そんな過去の自分を俯瞰すると
自分が立っていた「舞台」が見えてきます。

私は、母を「許そう」と
もがき苦しむヒロインだったのです。

私は毒親に苦しむ被害者であり、
母は私を苦しめる加害者。

無意識のうちに役割分担し、
ドラマを創りあげていたのです。

母を憎みつつも、
同時に、許そうとする。

そんなヒロインを演じるには、
鬼のような毒親という相手役は、
私の人生において、必須だったのです。

思考は現実化している!

落ち込む 女性

そもそも、人は、
なぜ悩むのでしょう?

気づきの呼吸では、
こう考えます。

潜在意識にある思考が
あなたの思いを無視して
現実化しているから。

潜在意識の「演技指導」は、
半端なく、すごい!

あなたの「演技力」は、
とことんまで引き上げられ、

知らず知らずのうちに、
役柄と自分を同一視してしまう
のです。

自分の思考を
「演じてる」だけなのに、
そこに気づけなくなるほど
「入魂の演技」になっているのです。

そして、こんな笑えない
負のスパイラルにハマってしまいます。

「許し」の舞台で、
加害役の役者と演じる。

演技に没頭し、舞台と人生を同一視し、
「許そう」という役を演じ続ける。

 

「許し」から自由になるには?

飛び込む ジャンプ

 

許せない人を許し、
心穏やかな自分を取り戻すには、
どうしたらいいのでしょう。

そろそろ答がみえて
きたのではないでしょうか?

そう、その通りです!

「許し」という舞台から
飛び降りればいいのです。

「許そう」と
もがき苦しむのではなく、
被害者という舞台衣装を
脱ぎ捨てればいいのです。

そして、
本当の自分にふさわしい
役柄を自分で創り出し、
幸せな舞台に立てばいいのです。

新しい舞台には、
加害者を演じる役者は
存在しないので、

努力するしないに関係なく、
「許し」自体が不要に
なってしまうのです

まとめ

いかがでしたか?

「許そう」と思えば思うほど、

*「許せない」状況を引き寄せること
*思考のトリックに飲み込まれていくこと

お分かりいただけたでしょうか?

「許し」という
舞台から降りることで、
私は、母から逃げる人生に
幕を下ろしました。

私だけでなく、
気づきの呼吸を実践する皆さんが、
「許し」の舞台から降り、
「許し」とは無縁の舞台を楽しんでいす。

つまり、あなたもできる!
ということです。

そのためには、まず、
自分が、「許し」の舞台に
立っていることに気づく必要があります。

気づくには、
頭の理解だけでは、
限界があります。

不思議ですが、
呼吸を変えると、
気づき始めるのです。

あなたも呼吸を変えて、
許せない人を許すことなく、
心穏やかな自分に戻りませんか?

 

 


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