A子さん、疲れたご様子です。
お話をお聞きすると、
怒鳴って、怒ってばかりの旦那様に
疲れてしまったとのことです。
今日は、そんなA子さんが
元気になったお話です。
怒鳴る夫が、怖い
A子さん、まずは、お茶をどうぞ。
一服してから、お話を進めましょう。
お茶飲むと、ほっとしますよね。
ちょっと呼吸が浅くなってますね。
いつものように、ゆっくりと
骨盤呼吸をしましょう。
A子さん、少しづつ
お話をしてくれました。
ちょっとしたことで、
怒鳴って、キレる旦那に、
疲れました。この間は、駐車場で、
突然、怒鳴りだして…何が気にさわったのかわかりません。
旦那をどう扱えばいいのか…少しは、私のことも考えてほしい。
なんでもかんでも人のせいにしないでほしい。一緒にいてつらいです。悲しいです。
子供の頃、父親が怖かった
怒鳴る夫、怒る夫を
どうにかしたいあなた。
頭の中で いろんな思考が
グルグルしていることでしょう。
どうして、
こんなに怒鳴るんだろう?
怒るんだろう?私のせいかな?
旦那への話し方が悪いのかな?旦那にも問題あるよね。
もう少し冷静に考えればいいのに。
でも、原因は全く
別のところにもあるかもしれません。
あなたは、悪くない
ということです。
ん?A子さん、
何かお話し始めました。
そういえば、お父さん、
短期で、怒りっぽかったな〜しょっちゅう、ブチ切れていました。
気づいていないけれど、
夫婦の間で、人は、
子供の頃の親との関係を
繰り返します。
そっくりそのままではなく、
形を変えて繰り返しているので、
なかなか気づけないのです。
気づいてしまえば、
当たり前のことなんですが、
そう、コロンブスの卵みたいに、
気づいてしまえば、
ど〜〜ってことなくって、
ほ〜〜んと、
笑っちゃうくらいなのですが、
でも、でも、でも、
みんな、気づけないのです。
気づけない。
諸悪の根源は、
ただそれだけなのです。
気づけないから、あなたは、
せっかく好きで結婚したのに、
怒鳴る夫に、怯えているのです。
幸せになることが、怖い?!
人は、幸せになることが怖いのです。
今以上の幸せになることより、
慣れ親しんだ不幸を選ぶのです。
もちろん、頭では
「幸せになりたい!」と
思っています。
幸せになるために、
がんばっています。
でも、気づかないところで、
無意識に、人は、幸せになることを
避けてもいるのです。
幸せを遠ざけるために、
相手の悪いところを
まず、見てしまうのです。
赤を意識すると、
赤いものばかりが
目につくのと同じです。
今、周りを見渡してください。
赤いものが目につくでしょう。
あなたにも、いいところも
悪いところもあるように、
夫にも、いいところと
悪いところがあります。
でも、夫のいいところに気づいていると、
夫と幸せになってしまいます。
それでは困るのです。
えっ、私がって?
いいえ、あなたではなく、
あなたの潜在意識が
困るのです。
だから、潜在意識は、
あなたをコントロールして、
怒っている夫に意識を向けさせるのです。
あ、やっぱり私が悪いんだ
もしかして、今、
あなた、そう思いませんでしたか?
でも、それ、本当に
あなたの思いでしょうか?
それ、あなたの考えじゃないとしたら?
それ、潜在意識にある思い込みだとしたら?
潜在意識のコントロールの仕組みが
わかると、気づき始めます。
あなたが悪いのではありません。
夫が悪いのでもありません。
悪いのは、
潜在意識に生じている狂いです。
潜在意識の使い方
潜在意識の使い方がわかると、
視点が変わります。見える風景が変わります。
エレベータに例えて、説明しましょう。
外の見えるガラス張りの
エレベーターって、ありますよね。
そのエレベータにに乗りっている
自分を想像してみましょう。
エレベーターは、
今、地下に止まっています。
何が見えますか?
見えるのは、
コンクリートの壁ですよね。
最上階のボタンを押しましょう。
少しつづ、上昇します。
エレベータは、地上に出ました。
外の景色が見えてきました。
エレベータは最上階に向けて、
どんどん上昇していきます。
視界が、広がります。
そして、エレベータは、最上階につきました。
今、あなたの目の前には、青い空が広がっています。
では、ここで質問です。
あなたの目に映る景色が変わったのは、
外の世界が変わったからでしょうか?
違いますよね。
あなたの立ち位置が変わったから、
見えるものが変わったのです。
怒っている夫を見ているあなたは、
「心の地下」、つまり、潜在意識に
いるあなたかもしれません。
潜在意識の使い方を学び、
「心の最上階」に行くことができたら、
あなたの目には、全く違う夫の姿が
映るかもしれません。
あなたが、
恋した優しい夫の
心ときめく笑顔が
そこにあるのかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
怒鳴る夫、キレる夫を
どうにかしようとすることは、
もしかしたら、
コンクリートの壁しか
見えない地下で、
「青空が見えない」と
悩んでいるようなもの
かもしれないのです。
そんな視点、
ちょっと持つことが
できましたか?
あれ、骨盤呼吸をしていた
A子さんの表情が変わりました。
何かに気づいたみたいです。
お話を聞いてみましょう。
私は、お父さんって短気で
怒りっぽいって思ってたけど、
それって、私の思い込みだったかもしれない。お父さんにはそれ以外の側面も
もちろんあったんだろうけど、
なぜかはわからないけれど、
私の中で怒っている父親が印象として
強く残っていて、でもそれは、
必ずしも事実とは違うかもしれない。
潜在意識の使い方を学び、
「心の最上階」にまで行けるようになると、
誰かに言われて、自分を納得させるのではなく、
自分で、自然に、勝手に、気づき始めます。
自分の内側から生まれる気づき。
この気づきこそが、
怒鳴る夫、怒る夫、キレる夫との
関係を変える大きなきっかけになるのです。
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