自分の顔が嫌い…「醜い、醜い」と言った母親!許せない苦しみを手放せたのは、なぜ?

「醜い、醜い」

お母さんにそう
言われて育ったA子さん。

自分に自信が
持てないのは、
母親のせい。

だから、
母親を恨んでいました。

そんなA子さん、
あることがきっかけで、
お母さんを許せたのです。

今日はそんなお話です。

 

目次

母を許せた

友達 女性 カフェ 仲良し 親友

A子さんと私は、
あるセミナーで
知り合いました。

セミナー中、
一緒にランチに行ったり、
その後も、時々お茶をしました。

私の仕事は、
人間関係を
よりよくする方法
をお教えすることです。

A子さんは、とても
興味を持ってくれました。

そこで、私は、A子さんに、
人間関係の悩みの仕組みについて、
たくさんおしゃべりしちゃいました。

A子さんは、
「うん、うん」と
聞いてくれます。

私は、思う存分、
おしゃべりができて
大満足でした。

でも、私ばかり
話しすぎたかな〜って、
あとで、反省ザルモード。
(ちょっと古いかな?)

気づきの呼吸・呼吸が浅い・潜在意識・変わりたい・心と身体・思考は現実化する

そう思っていた矢先。
A子さんから、
こんなメールがきたのです。

 

私は、母から「醜い、醜い」と
言われ育ったので、
その影響が最近までありました。 

母の影響は、
私の自信の持てない生き方
につながっています。 

でも、池田さんの話を聞いて
やっと、母を許せました。

 

私はといえば、
超びっくりです。

えっ!A子さん、自分のこと、
醜いって思っていたの?

うっそー!
A子さん、かわいいのに!

 

許せない苦しさ

女性 疲れた 悩み

私のおしゃべりだけで、
お母様を許すことができたのなら、
本当に、よかったと思います。

許せないって、
人を憎み続ける
ってことで、

人を憎むって、
とってもエネルギーを
使うので、ほんと疲れます。

ひどい目にあった
だけでも、辛いのに、

許そう、許そうと、
何年も、苦しみ続けるなんて…
あまりにも、不公平。

どうして自分だけ、
こんな目に合うの?

ひどすぎるって思います。

そんな自分がみじめで
悔し涙が、頬を伝います。

母親への恨みを捨てよう。
母親の言ったあの一言を忘れよう。

母親を許そう。

でも、どうしても許せない…

そんな自分が
いやでいやでたまらない。

いつまでも、いつまでも、
母親に振り回されているなんて。

そんな自分に腹が立つ。
情けなくて、涙がにじむ。

母親を許そうとしても
許すことができず、

A子さんは、なんと
30年以上も、苦しんできたのです。

 

母親を許せた理由

遺伝子 DNA 先祖の記憶

そんなA子さんが、
母親を許すことができたのは、

悩みを産み出す
潜在意識のメカニズム
理解したからです。

参考記事:潜在意識とは何か

私たちは、自分の意思で
人生を歩んでいると
思っています。

でも、これは、
思い込みです。

気づいていないだけで、
潜在意識にインストールされた
プログラミング通りに、私たちは、
ロボットのように生きている
だけなのです。

世代間の負の連鎖という
足かせに縛られていると
言ってもいいでしょう。

私たちは、
無意識、無自覚に、
親や祖父母の人生を
繰り返しているのです。

せっかく親子として
生まれたのに、
親子の情愛を味わうことなく、
お互いに傷つけ合っているのです。

潜在意識の仕組みを知り、
A子さんは、気づきました。

 

母も祖母から、
似たように支配されていました。

 

そう、これが、
世代間の負の連鎖。
潜在意識に刻まれた
不幸のプログラミング。

A子さんのお母さんは、
自分の母親にされたことを
自分の娘にしていただけなのです。

気づかないまま…
無意識、無自覚に…

もしかしたら、
気づいているけれど、
娘に暴言を吐く自分を
どうすることもできずに
悩んでいたのかもしれません。

 

 

なぜ、そうなってしまうのか?

 

 

A子さんは、
私とのおしゃべりで、
ストンと腑に落ちたのです。

なぜ、母親が自分に対して、
「醜い」というひどい言葉を
なんども、なんども、投げかけたのか?

母親に問題があったのか?
A子さんに問題があったのか?

いいえ、
A子さんも、母親も
悪くないのです。

 

悪いのは、
A子さんを苦しめていたのは、
先祖から引き継いだ
潜在意識のせいだったのです。

親子で憎しみ合う。

そんな思考をインストールされた
潜在意識を先祖から受け継いで、
操り人形のように、
動かされていただけなのです。

A子さんは、
気づけないことに、
気づいたのです。

 

私は、今は、母も可哀想な人だと
思うことができます。

 

A子さんは、
30年という長い歳月を経て、
やっと母親を許すことができたのです。

 

許しの先にある変容

A子さんに、変化が起きました。

10代の頃から憎み、
許すことのできなかった
母親を許すことができました。

気持ちが楽になりました。

許せない母親を許そうという
心の葛藤から自由になりました。

許すことのできない
自分の無力さに
絶望することもなくなりました。

あ〜、めでたし!
めでたし!

 

 

……でしょうか???

 

 

こ、ここで満足して
いいのでしょうか?

この先に、何か
もっと素晴らしいことが
あるかもしれない…

そんな視点で、
もう少し深掘りして
みようと思います。

 

 

するどいあなたは、
気づいていることでしょう。

潜在意識の仕組みを理解する前、
A子さんと母親の力関係は
こうでした。

母  親:娘を支配する強い人

A子さん:母親の言葉に傷つく支配される弱い人

 

母親を許した後、
二人の力関係は、
こうなりました。

A子さん:支配的な母親を許す人

母  親:母親も支配されて育った可哀想な人

 

違いは何でしょう。

そう、弱者と強者の関係が
入れ替わっていますね。
力関係が変わったのです。

A子さんは、
母親を哀れむよう
になりました。

そうすることで、A子さんは、
母親より強い場所に、
自分の立ち位置を変えたのです。

許そうという葛藤は、
自分より強い誰かの
支配下にいる場所で生じます。

つまり、許すためには、
自分を支配する誰かより、
強くなればいいのです。

弱者から強者に
立ち位置を変えればいいのです。
力関係を、逆転させればいいのです。

それが、許しのコツです。

A子さんが、
母親を許すことができたのは、
潜在意識の仕組みを理解したことで
起きた力関係の変化です。

とはいえ、先祖から引き継いだ
潜在意識のプログラミングの
ミスが修正された訳ではありません。

母親との関係が正常化した
訳ではないのです。

プログラミングのミスを
修正し、関係性を正常化
することは、変化ではなく、
変容です。

舞台に例えると
こうなります。

「許し」という舞台の上で、
「許す人」、「許される人」の
役柄を変えることが、力関係の変化です。

違う役を演じたとしても、
あなたは、「許し」という
舞台の上にいます。

一方、変容とは、
「許し」の舞台から
降りるということです。

自分好みの人生の台本を
手にするということです。

それは、胸が熱くなる
恋物語かもしれません。

笑いあふれる
コメディかもしれません。

漫画のワンピースのような
冒険物語かもしれません。

 

まとめ

女 ヨガ 瞑想 自分探し

A子さんが、
母親を許せて、
本当によかった…。

「許し」という
お芝居の舞台の上にいるにしても、
いじめられる役を演じるよりは、
許す役を演じる方が、
圧倒的に楽ですから。

力関係においては、
より強い立ち位置にいる方が、
ストレスが少なく、
精神的に安定しますから。

でも、同じ舞台の上で、
役柄を変えるだけでなく、

世代間の負の連鎖から自由になるには、
先祖が設定した舞台からおり、
本当の自分にふさわしい舞台に
自分の力で登らなければなりません。

そのためには、
深い自然な呼吸のできる
身体を整える必要があります。

深い自然な呼吸とは、
仙骨を起点にし、頭頂まで、
上半身全体をゆるやかに
動かしながら行う呼吸です。

それを、骨盤呼吸と言います。

とても簡単ですから、
興味のある方は、行ってみてください。

参考記事:赤ちゃんがお手本!1日2分骨盤呼吸

行ってみて、
「なんか上手にできないな」って思ったら、
お気軽にご質問ください。

実際に、
骨盤呼吸を体験したい方は、
体験セミナーにご参加ください。

許せない人を許すだけではなく、
許せなかった人と
新たな関係を築くことができたら…

人生に、変化だけでなく、
変容を起こすことができたら…

それは、クリエイティブな
創造性に満ちた人生になります。

自分らしい人生って、
そこから、始まるのですから…

 

▼人付き合いが “ふっ” と楽になる▼
\ 胎児のように呼吸して、本当の自分に出会う旅 /

LP_top2

 

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