子供が可愛くない!母親失格の私が、娘を愛せるようになった意外な理由とは?〜女性・50代・埼玉県〜

「子供が産まれた時、
私、こう思ったんですよ。
自分の子供より、
母親の方が大切だなって」

そう考えている自分に
A子さんは違和感を
感じたそうです。

「30年前のことなのに、
今でもその違和感が
残ってるんですよ」

そんなお話から、
今日のレッスンは
意外な方向に進んでいきました。

今日はそんなお話です。

🔻関連動画はこちら

目次

自分の子供よりも母親が大切?

赤ちゃん 嫌い ネグレクト

「今でも、思い出すと、
どうしてあんなこと思ったのかな
って、不思議なんですよ」

A子さん、そうおっしゃいます。

それはそうですよね。

初めて子供を産んで、
その子を抱きしめた時に、
「あ〜、この子よりも、
母親が大切だな」って
思ったんですから。

人間も動物です。
動物にとっては、
子孫を残すことが
最優先のはずです。

自分が死んでも、
子供を生かそうとします。

それないのに、
A子さんは、
「この子じゃない。
母親が大切」って
思ったんです。

悩む 女性 首

ふと頭をよぎる変な考え。
自分の考えでもあるような
ないような。

なぜそう考えるのか。
自分でも説明のつかない
変な考え。

なんとなく消えない
違和感を覚えるけれど、
でも、困ることもないから、
そのままにしている考え。

ちょっとしたきっかけで
ふと頭を変な考えがよぎるなら、
それは、心の奥底、
潜在意識に探りをいれる
ヒントになります。

A子さんの場合は
「自分の子供より、
母親の方が大切」って
考えです。

ふ〜む。
なんだろう?

潜在意識:身体に刻まれている記憶にない記憶

胎児 地球

ということで、
A子さんの潜在意識に
探りをいれるために
いろいろと質問を
することにしました。

気づきの呼吸では
潜在意識を身体に刻まれている
記憶にない記憶と考えます。

▼参考記事
https://kizukibreathing.com/non-language-information-engraved-into-body/

例えば、赤ちゃんだった時の
ことって、覚えていませんよね。

赤ちゃんは言葉を話せないので、
自分に起きたことを、
言葉で記憶していないのです。

顕在意識上で思い出すって、
言葉に頼る部分が
とても大きい。

だから、言葉に
できないことって、
思い出すことが
むずかしいのです。

赤ちゃんは、
言葉で記憶していません。

でも、その時、その場所に、
身体はあったのです。

身体にはその時の感覚というか、
空気感が刻み込まれているのです。

原因は、赤ちゃんの時のトラウマだった!

赤ちゃん ねんね スヤスヤ 天使

そこで、A子さんに
赤ちゃんだった時のことを
お話していただきました。

なんと!

A子さんのお母さんは、
A子さんを産んだあと、
病気で生死の間を
彷徨ったそうです。

1、2ヶ月の間、
生きるか死ぬかの
瀬戸際にいたそうです。

(私の心の声)細胞 記憶 

なぬ〜〜〜!
それって、めっちゃ
重要な情報じゃん!
早く言ってよ〜

いやいや、落ち着け!
もう少し、詳しく聞いてみよう

家族は、お母さんに
余命が数ヶ月であることを
話しませんでしたから、

お母さんは、自分が死ぬ
とは思っていなかったそうです。

A子さんは、産まれてからすぐに、
いつ死ぬかわからない
母親のそばで育ちました。

父親の絶望・両親の慟哭(どうこく)

ここからは想像です。
そうだったのではないかなという
推測になりますが、

産まれたばかりのA子さんは、
どうやら、家族の不安を
ちいちゃな身体で
感じ取っていたようなのです。

襲う 恐怖 不安 男

初めての父親になった
若かったお父さんの
不安と喜び。

そして、その直後に
お父さんを襲った絶望。

妻を失う悲しみ。
そして、男でひとつで
女の子をどうやって
育てようかという不安。

こうやって書くと、
心に起きていることが
整理できているように
思えますけど、

若かったお父さんの
頭の中は、かなり混乱していて
ポカンとしていたのかもしれません。
悲しみも不安も感じられ
なかったかもしれません。

両親 赤ちゃん 孫 夫婦

A子さんのお母さんの
両親にとっては、
初孫が生まれる喜びも
つかの間、

わが娘を失うという
深い悲しみ
突きつけられた
わけです。

もちろん、
生まれたばかりのA子さんは、
状況を理解することはできません。

でも、頭が混乱している
お父さんに抱っこされた時に
感じ取った何か、

おじいちゃん、おばあちゃんの
喜びと悲しみが入り混じった
複雑な感情、

「これからどうしよう」という
家族会議の重い雰囲気を

ちいちゃな身体で
感じ取っていたのです。

最大のトラウマ

泣く 赤ちゃん

人にとって、
最大のトラウマは、
子供の頃に、母親を
失うことではないでしょうか。

母親を失うことは、
特に赤ん坊にとっては、
死を意味するからです。

もしかしたら、
A子さんの人生の足かせは、

人にとって最大のトラウマ、
つまり、母を失うかもしれない
という根源的な恐怖に、

生まれてすぐに、
しかも、2ヶ月という
長い期間、晒されていた
ことなのかもしれません。

そう考えると、
点と点がつながる
ような気がするのです。

社会的な役割の
ある場所では、
専門家として高
い評価を受けているのに、

自分を深く見つめ
心の奥深く、潜在意識に
アプローチをしようとすると、
固まってしまうことも、

「自分の子供より、
母親の方が大切」って
思うことも、

母親を失う恐怖が
心の奥底、潜在意識に
刻まれているのなら、
十分にあり得るなと思うのです。

まとめ

レッスンの後の
A子さんのご感想は、
こうでした。

かわいそうだったんだ。

昇天したいという感覚が
出たんだけど、
その感覚をつなぎとめて
いるのは、私だったな。

<女性・50代・埼玉県>

まだ、はっきりと
点と点が線になって
全体の絵が見えてはいないけれど、

うまく言葉にはできないけれど、

A子さんの心の奥底で、
何かが動き始めたようです。

赤ちゃんの時に感じた
「お母さんが死んじゃう」
という恐怖。

気づいていなかったけれど、
ずっとその恐怖を抱えて
いきてきたのなら、

その恐怖がなくなれば、
本当の自分を取り戻す
ことができます。

ここからが、
A子さんの本当の人生の
始まりになることでしょう。


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