弱音は吐けば吐くほど、いいって本当?

差し出す 優しさ 絆

 

「どうすれば
弱音を吐かなくなれますか?」

A子さん、小さな声で
そうおっしゃいました。

どうやら、
弱音を吐くことは
いけないことだと
思っているようです。

今日は、
潜在意識の視点から、
弱音を吐くことの大切さに
ついてお話していきます。

 

目次

弱音を吐くA子さんの気持ち

A子さんに、もう少し
詳しく聞いてみましょう。

気づきの呼吸では、
自分を深く見つめる時、
骨盤呼吸をしながら
お話をうかがいます。

▼骨盤呼吸の仕方はこちら
→ 1日2分!骨盤呼吸 

気づきの呼吸・呼吸が浅い・潜在意識・変わりたい・心と身体・思考は現実化する 気づきの呼吸・呼吸が浅い・潜在意識・変わりたい・心と身体・思考は現実化する

 

私:A子さん、まずは骨盤呼吸をしましょう。
吸って〜、吐いて〜。吸って〜、吐いて〜。

いいですね。きれいに呼吸ができてますね。

弱音を吐きたくないのですよね。
でも、なぜ弱音を吐いてはいけないと思うの?

 

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A子さん:弱音を吐くと、
自分のことも自分で解決できないようで、
情けなくなるんですよ。

私って、よわっちぃなぁって……
こんなことも、自分でできないのかって……

本当の私は、もっと強いはずなのに……

悩んでいることを話せば、
母親はやたらと心配してくるけど、
自分のことなんてわかってくれなくて、

逆に説教されて、
あ〜、話さなければよかったって思う。

親はダメだから、友達にグチれば、
なんだか相手は気分、悪くしちゃうし、
嫌われてしまう。

結局、誰にも本当のことを
話せなくて、
弱音を吐けなくて、

でも、一人で抱えることも、
もう限界で……

どうしたらいいのか…

どうやら、A子さんは、
弱音を吐くことで、

*母親や友達にわかってほしい
*悩みを解決するサポートをしてほしい

って、思っているみたいですね。

なるほど、なるほど。

 

弱音を吐くことの意味

弱音を吐く

気づきの呼吸では、
「真実を語る」練習をします。

具体的には、

*本当の気持ちを伝える
*素直な気持ちを話す
*本音を語る

ということです。

「もうダメだ」とか
「私なんてどうせ」とか
「何をしてもムダよ」とか

自分の弱々しい姿を晒したり、
くじけそうな自分であることを
言葉にするのです。

弱音って、本当の気持ちです。

ですから、弱音を吐くことも、
「真実を語る」ことになるのです。

ですから、気づきの呼吸では、
弱音を吐くことを
大々的に(?)推奨してます!

では、なぜ「真実を語る」
ことが大切なのでしょう?

それは、「真実を語る」ことで、
「本当の自分」を取り戻すことが
できるからです。

弱音を吐くことで、潜在意識に変化が起きる

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A子さんは、
真実を語っていますよね。
つまり弱音を吐いていますよね。

ということは、
「本当の自分」を取り戻す
ことができるはずです。

でも「本当の自分」を
取り戻すどころか、

悩みはますます
深くなっていますよね。

一体、なぜでしょう?

それは弱音を吐くことで、

*母親や友達にわかってほしい
*悩みを解決するサポートをしてほしい

と思っているからです。

意識が外側に向いているからです。

母親や友達に気持ちが
向いているからです。

A子さんは、弱音を吐くことで、
母親や友達から、いたわりや
励ましをもらおうとしているのです。

ちょっと表現がきついかもしれませんが、
弱音を吐き、かわいそうな自分を
アピールすることで、無意識のうちに
相手をコントロールしようとしているのです。

すると、弱音を吐いても、
こうなってしまうのです。

*母親も友達もわかってくれない
*悩みを解決するサポートをしてもらえない

わかってもらえるどころか、
ますます孤立感が
深くなってしまいます。

「え、じゃあどうしたらいいの?」

そう思いますよね。

実は「真実を語る」ことの極意は、
母親や友達にわかってもらうためでも、
悩みを解決するサポートをもらうためでも
ないのです。

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あなたの心の奥深く、
潜在意識のレベルで、
内的な変化を起こすため
なのです。

ですから、

「もうダメだ」とか
「私なんてどうせ」とか
「何をしてもムダよ」とか

弱音を吐いたら、

母親や友達がどれくらい
自分の気持ちをわかってくれるか

ではなく、

どんな手助けをしてくれるか

でもなく、

深い呼吸をしながら、
(できれば、骨盤呼吸をしながら)

観察する目を
自分の内側に向けるのです。

自分の心の奥底(潜在意識)に
どんな動きが出るか
観察するのです。

つまり、
弱音を吐いた時、

母親が「情けないわね」と
言ったとしても、
友達の態度が冷たかったとしても、
まったく関係ないってことです。

さっくりと無視しましょう。

その代わり
自分の心の奥底で
何かはわからないけれど、

うまく言葉にはできないけれど、

小さいかもしれないし、
大きいかもしれないけれど、

心の奥底で起きている変化を
感じ取るようにするのです。

弱音を吐きながら、
意識を自分の内側に、
内側に、さらに内側に向けるのです。

すると気づきが生まれます。
それは本当の自分からのメッセージです。

母親にも友達にも思いつかない
悩みを解決するヒントが
そこに潜んでいるはずです。

まとめ

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いかがでしたか?

もちろん、弱音を吐くことで、
相手が自分をわかってくれて、
サポートをしてくれるのであれば、
それは、それでいいですよね。

でも、相手にわかってもらうことや、
助けてもらうことは、
「弱音を吐く」ことにとって、
いちばん大事な目的ではないのです。

あなたが、本当の自分を
取り戻したいのなら、

「弱音を吐く」ことで、
自分の心の奥底(潜在意識)に
変化を起こすことが
何よりも大切なのです。

今度、弱音を吐きたくなったら、
まず深くゆったりと呼吸をしましょう。

できるのであれば、
骨盤呼吸をしながら、
弱音を吐いてみましょう。

あなたの意識は、
無意識に任せておくと、
相手の反応を観察し始めます。

ここで、ぐいっと
意識の方向を
自分に向けるのです。

ほんのちょっとでいいのです。

弱音を吐いた時の
自分の心の奥底の変化に
気づいてほしいのです。

きっと言葉にできない
不思議な感覚に包まれることでしょう。

そして、思いもしなかった形で
悩みが消えていくことでしょう。

 

▼いっぱい弱音を吐き、本当の自分を取り戻したい方へ

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