本当の自分を知る方法：深い呼吸で、先祖の記憶（DNA情報）とつながるだけでいいって、知ってますか？

「特に大きい悩みが
あるわけではないけれど、
なにかが違う……

うまく言えないんだけれど、
ずっと「何か」がひっかかっていて、

『本当の自分』を知りたい
という思いが消えない……」

そんなちょっとした
生きづらさを抱えているのなら、
原因は、身体の刻まれている
先祖の記憶（DNA情報）にある
のかもしれません。

今日は、呼吸を活用して、
先祖の記憶を思い出し、
「本当の自分」を知る方法
についてのお話しです。

あなたを「本当の自分」から切り離しているものとは？

ちょっとした生きづらさを
感じているあなたに、
こんなこと、起きてませんか？

時々、ふっと、
意味不明の考えが、
頭に浮かぶ……

一体、その考えって、
誰のものなのでしょうか？

考えたことは
ないかもしれませんが、
本当にあなたの考え
なのでしょうか？

「なんか違う」
そう感じているのなら、
だれか他の人の考えだったり
しないのでしょうか？

今日は、
気づきの呼吸を実践している
マリさんの例を参考に、
ご一緒に、考えていきましょう。

では、ちょっと、マリさんの
個人レッスンにおじゃま
してみましょう。

「子供が産まれなかったら、どうしよう」

マリさんは、時々、
ふっと、こう思うそうです。

「子供が産まれなかったら、どうしよう」

おかしいでしょう？
だって、マリさん、３人の可愛い
お子さんのお母さんなんですから。

マリさんご自身も、
こう思っていたそうです。

「不思議だな。
子供がいるのに、
なぜ、そう思うのだろう」

もしも、あなたにも
同じような経験があるのなら、
そこ！要チェックです。

そう思うからといって、
特に困ることはないので、
見過ごしがちですが、

その考えこそが、
人生の足枷となっていて、
あなたを「本当の自分」から
切り離しているのです。

潜在意識って、なに？

でも、いったい、訳もなく、
ふと浮かぶ意味不明の考えって、
どこから、沸き上がってくるのでしょう。

それは、
潜在意識から
浮いてくるんです。

では、潜在意識って、なんのでしょう。

マリさんの話を進める前に、
ちょっと潜在意識について
説明させていただきますね。

気づきの呼吸では、
潜在意識をこう定義しているんです。

身体に刻まれた非言語情報

具体的には、次の２つです。

今回は、
「先祖の記憶（DNA情報）」
についてお話していきます。

「本当の自分」って、なに？

「えっ？先祖の記憶？
突拍子もない話だな」

そう思われたのではないでしょうか？

ですので、以前は、
「先祖の記憶（DNA情報）」については、
ネット上では、触れていませんでした。

しかし、こんな研究結果が発表されたので、
少しづつ、お話するようにしています。

おじいちゃんマウスにサクラの香りを
嗅がせながら、恐怖体験をさせる。

すると、その後に産まれた
子マウス、孫マウスは、
サクラの香りを嗅いだだけで、
怯える仕草を見せた。

参考：恐怖の記憶、精子で子孫に「継承」米研究チーム発表

おじいちゃんマウスの
恐怖体験がなければ、

子マウスと孫マウスは、
サクラの香りを、普通に、
楽しむことができたのかもしれません。

しかし、
おじいちゃんマウスの影響を受け、
子マウスと孫マウスは、
サクラの香りがすると、
恐怖に襲われるわけです。

そう、意味もなく……

人間とマウスを一緒にするのは
無理はあるかもしれませんが、

気づきの呼吸の実践者の
ご様子を拝見すると、
人間にも、同じようなことが
起きているらしいのです。

先祖の体験に縛られて、
自分の人生が左右される。

この状態って、
「本当の自分」から切り離された
状態ではないでしょうか？

自分の意思に関係なく、
ふいに、意味もなく、
ある考えが浮かんだり、
不安感を覚えるのですから。

どうやら、
「本当の自分」を知るには、
身体で引き継いだ先祖の記憶を
変える必要があるのです。

でも、いったい、
どうしたら、そんなことが
可能になるのでしょう。

先祖の記憶を生きていたマリさん

話しを、マリさんにもどしましょう。

「子供が産まれなかったら、どうしよう」

これが、不意に、意味もなく、
時々、マリさんの頭に浮かぶ考えです。

では、ここで、マリさんに、
呼吸内省をして頂きましょう。

マリさんの身体が思い出したこと

マリさんは、
深く呼吸内省していきます。

すると、急に、
おばあさんのことを
思い出しました。

深く呼吸し、潜在意識に
探りを入れていきます。

そして、見えてきたことはこうです。

おばあさんは、養女でした。

口減らしのために、
子供のいない家に
もらわれていったのです。

物心ついてから
養女に出されたので、
実母が恋しくて、
養母に馴染めませんでした。

自分になつかない子に、
手を焼いた養母の口癖はこうでした。

「自分の子供じゃないから
育てるのが大変だ」

どうやら、おばあさんの中で、
養母の経験が、ちょっと形を変えて、
こうインプットされたようなのです。

「子供が産まれなかったら、面倒なことになる」

そのおばあさんの体験を
マリさんは身体で引き継いでいた。

だから、ふいに、時々、意味もなく、
（赤ちゃんが視野に入るなどをきかっけに）
「子供が産まれなかったら、どうしよう」
という考えが浮上していたのです。

先祖の記憶から自由になったら…

呼吸内省では、
雑多に飛び出す「枝葉」の情報から、
「根っこ」に探りを入れていきます。

自分を「本当の自分」から
切り離している「何か」を
見つけるのです。

この記事では、
呼吸内省の様子を、
単純化して書いてますが、

実際には、絵に描いたように
スイスイといくわけではなく、
手探りをしつつ進めていきます。

そんな手探りの部分は省いています。
その点、ご理解の上、お読みくださいね。

さて、マリさんは、身体に刻まれた
おばあさんの人生の記憶に
呼吸内省しています。

あっ、何かに気づいたようです。

どうやら、マリさんの中で、
自分とおばあさんの人生という
点と点が、つながったようです。

「なにかが違う」
「本当の自分じゃない」

そんな違和感を抱えながら
生きてきたマリさん。

自分とおばあさんの人生が、
身体の中でつながると、
違和感は消えていきます。

マリさんには、
どんな気づきがあったのでしょうか？
お話してもらいましょう。

マリさんの気づき

自分にとって、
ずっとひっかかってた
負の感情。

どうして産まれるのかな？
満たされているのに浮かぶ
負の感情。

理由がわかんなかったんですけど、
母や祖母の生い立ちを語った時に
祖母の感情をダイレクトに感じて、

曾祖母の気持ちとかも
自分の感情に響いてきて、
言葉にできない。

いろんなことがわかりました。
クリアになりました。

負の感情は、私のものではなかった。
これはすごいことだと思います。

＜マリさま・４０代・女性・千葉県＞